wakuwakudayo’s diary

人生わくわくで過ごしてゆきたい~そんな方に共感していただきたいと思います。

孤独とコミュニケーション 都会のコインランドリーで交換日記

親元を離れて一人で暮らすこと、多くの方が体験していることだと思います。
今はスマホなどのIT機器の発達もあって独り暮らしをしてても誰かとつながっている感じではありますね。
でも、デジタルではないアナログの交流もやはり必要なのではないでしょうか?
新しく住み始めた街で馴染みの顔ができるとうれしいものですね。

 

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先日テレビで、そういった内容の少し感動した番組を観たのでご紹介します。

東京の八王子市にある「コインランドリー洗濯天国」の店内には交換日記をおいてあるそうです。

なんでも、その地域には大学がたくさんあり、地方出身で一人暮らししている学生が多く、その学生さん達の要望を聞くために店長が店内に交換日記を置いたのが始まりだそうです。

ところが、そのコインランドリーに対する要望だけでなく、「こんな悩みを抱えています」と書き出す人が出てきました。

そこで店長さんは、そのお悩みに返信を書くことにしました。
悩みを真剣に聞いて答えてくれる人がいる。その存在をしったらとてもうれしいものですね。
交換日記を観たお客さん達は次から次へと悩みを書き込むようになりました。
こうして、店長とお客さん達との間で交換日記が始まりました。
そして、この交換日記は38年間以上継続され、テレビ番組にも何度も取り上げられているようです。
いまは、高齢になった店長の代わりに娘さんが回答を書き込みされているそうです。

ここまででもかなり感動なのですが、気になったので番組を観終わってインターネットでも検索してみました。

調べた結果、驚くべきことに、いつのまにか、お客さん同士でその交換日記を使ってお悩み相談の交流が始まっているという記事を目にしたのです。

ameblo.jp


つまり、交換日記にお悩みを書くと、その後にやってきたお客さんがそのお悩みに対して回答を書くということです。

人は安全安心して自由に話してもいい人、場所を見つけると本音を話したくなります。
人を傷つけるのも人ですが、人を助けるのも人ですね。
都会の片隅でこうした心の交流が生まれるオアシスがあることにとても心が癒されました。

胸が痛むようなニュースを観ることもありますが、こうした人々の暖かい交流を知るととてもホッとします。